「070」の携帯番号は怪しい？対応はどうすべきか

「070」から始まる番号からの予期せぬ着信には、戸惑うこともあるでしょう。

今回は「070」から始まる番号とは何なのか、着信があった場合の適切な対処法をご紹介します。

「070」の番号って何？他の携帯番号との違いは？

「070」から始まる電話番号は怪しいのでしょうか？

結論から申しますと「070」はもともとPHSという携帯電話よりも電波が微弱な電話に割り振られていた番号であり、「070」からの着信だからといって怪しいわけではありません。

「070」発信の番号はかつてはPHSのみに割り振られていたものですが、2013年11月以降は携帯電話でも使うことができます。

通常、携帯電話番号といえば「080」や「090」が思い浮かぶかもしれません。

そして、「050」から始まる番号は、IP電話による迷惑電話や営業電話が多いことが知られています。

そんな中、「070」から始まる番号とはどのようなものなのでしょうか。

直接言うと、「070」から始まる番号がすべて勧誘や詐欺だとは断定できません。

実は、「070」番号は元々PHSで使用されていたもので、2013年からは利用者の増加に伴い、普通の携帯電話の番号としても採用されるようになりました。

「090」「080」が主流の現在で、いきなり「070」の着信があると
驚きますよね。

普段見ない番号からの電話がかかってきた場合、それが友人や急ぎの用事であれば、もし応答できなくても通常は留守番電話に何らかのメッセージが残されます。

そうでない場合、その電話は勧誘や迷惑電話である可能性が高いと判断できます。

気になる番号があったら、一番手っ取り早くて効果的な対策は、その番号をインターネットで調べることです。

近年はこの手法で多くの問題が解決されています。

グーグルで検索すると、「この番号は▲▲からかかってきています」という情報がすぐにわかる場合が多いです。

これは、勧誘の電話が多数の人々に一度にかけられるため、被害に遭った人々が情報をネットに投稿するからです。

とても便利な世の中になったものです。

検索しても何の情報も得られない場合は、その番号から再度着信があるまでそのままにしておき、次にかかってきた時には応答してみることが良いでしょう。

迷惑電話や勧誘であることが判明した場合、「申し訳ありませんが、今は対応できません」と言って速やかに電話を切りましょう。

そして、その番号を迷惑電話リストに加えることで問題を解決できます。

迷惑電話は、主に商品やサービスを売り込むための電話の場合が多く、営業電話として行うことが多いです。

特に営業系の迷惑電話は、リストにある番号を無差別にかけ、商品やサービスの割引などを通じて顧客の関心を引き付けようと試みます。

しかし、これらの電話は多くの場合、受け手にとって不要であり、プライバシーの侵害と感じられるため、非常に迷惑なものです。

このような迷惑電話にはどのように対策したらよいのでしょうか？

自宅の固定電話に「070」から始まる番号から何度も着信があると、夜間でも気になりますよね。これが迷惑電話である場合、着信拒否を設定することをおすすめします。

固定電話に着信拒否を設定するためには、ナンバーディスプレイサービスに加入していることと、電話機に迷惑電話ブロック機能が備わっていることが必要です。

ナンバーディスプレイの加入状況は、着信履歴に番号が表示されていれば確認できます。

また、最新の電話機は一般的に迷惑電話対策機能が搭載されていますので、電話機の取扱説明書で確認してください。

iPhoneとAndroidの端末での着信拒否の設定方法を解説します。フィーチャーフォンを使っている方は、携帯電話会社の提供する迷惑電話対策サービスをご利用ください。

iPhoneでの設定：

Androidでの設定：

今回は、「070」の携帯番号は怪しい？対応はどうすべきか？についてお伝えしました。

最近ではほとんど使われていない「070」から始まる番号。

かつてはPHS固有の番号でしたが現在では携帯電話の番号として使われています。

そのため「070」からの携帯番号は通常の携帯番号と同じということになります。