スリランカの国際電話番号は+94です。
もし+94から電話がかかってきて、その着信に怪しい点が見られる場合は、詐欺である可能性があります。
万が一、そのような電話に出てしまったり、間違ってかけ直してしまった場合の対処法をご説明します。
+94スリランカから電話への対処法
スリランカ(国番号+94)からの着信に対処するための詳細なガイドを、2つのステップに分けて解説します。この方法を適用することで、意図しない通話料の発生を防ぐことができます。
ステップ1: 着信拒否の設定
スリランカからの不審な着信を受けた場合、+94で始まる番号を着信拒否リストに追加することが重要です。この操作により、同じ番号からの再着信を防ぐことができます。
iPhoneでの設定方法:
- 電話アプリを開きます。
- 拒否したい番号の履歴をタップします。
- 番号の詳細ページで、「!」マークまたは「詳細」をタップします。
- 表示されたメニューから「この発信者を着信拒否する」を選択し、設定を完了させます。
Androidでの設定方法:
- 電話アプリを開き、着信履歴を表示します。
- 拒否したい番号を長押しするとオプションが表示されます。
- 「着信拒否リストに追加」を選択して設定します。
ステップ2: 着信履歴の削除
誤ってかけ直すリスクを避けるため、不審な番号は着信履歴から削除することが推奨されます。
iPhoneでの操作方法:
- 電話アプリを開きます。
- 削除したい着信履歴を左にスワイプします。
- 表示されるゴミ箱アイコンをタップして削除します。
Androidでの操作方法:
- 電話アプリを開き、着信履歴を表示します。
- 削除したい番号を選び、「削除」オプションをタップします。
なぜスリランカから電話がかかってくるのか?
スリランカからの電話がなぜ頻繁にかかってくるのか、その理由の一つに「国際ワン切り詐欺」があります。
この詐欺は、電話を一度鳴らしてすぐに切ることで、受信者が気になって折り返しをかけさせ、高額な通話料を支払わせる手口です。
特に、国際電話の場合、通話料が非常に高くなるため、着信には十分注意が必要です。このような詐欺の予防策として、見知らぬ国際番号からの着信は慎重に扱うことが重要です。
それでは次に、スリランカへ誤って電話をかけてしまった際の対処法と、スリランカからの着信を効果的にブロックする方法について詳しく解説します。これらの対策を通じて、予期せぬ高額な通話料の発生を防ぐことができます。
+94スリランカから電話にコールバックしてしまったら
誤ってスリランカへ電話をコールバックしてしまった場合、30秒ごとに65円の通話料がかかるため、費用が急速に増加する可能性があります。このような事態を避けるために、以下の点に注意しましょう。
- 通話をすぐに切る: 間違って発信してしまった場合は、すぐに通話を終了させます。
- 次回からの対策を講じる: 一度の誤発信を教訓として、次回からは番号を慎重に確認することが重要です。
- コールバックの自制: 誤ってスリランカからの着信に応答してしまった場合も、折り返しを控えるようにしましょう。
スリランカからの着信の対応方法
スリランカからの着信を受けた場合、以下の手順を踏んで対処します。
- 速やかに通話終了: 知らない国際番号からの着信はすぐに切りましょう。
- 前述の着信拒否・履歴削除の適用: 不審な番号は着信拒否リストに追加し、着信履歴からも削除することが推奨されます。
スリランカからの電話をブロックする方法
iPhoneを利用している場合、全ての海外からの電話をブロックする直接的な方法は存在しませんが、「不明な発信者を消音」機能を活用する方法が効果的です。
iPhoneの設定手順:
- 「設定」を開き、「電話」セクションを選びます。
- 「不明な発信者を消音」をオンにして設定します。
この機能を有効にすると、連絡先に登録されていない番号からの着信が自動的に消音されます。ただし、知り合いからの新規番号もブロックされる可能性があるため注意が必要です。
国際ワン切り詐欺対策としての国際電話機能の無効化
国際電話の設定を無効にすることで、誤って海外に発信してしまうリスクを排除できます。
これにより、意図せず国際電話をかけることがなくなり、誤った通話料の発生を防ぐことができます。このように、国際電話の機能を適切に管理することが、国際ワン切り詐欺をはじめとする不正な請求を避けるための鍵となります。
+からはじまる知らない電話には出ない
知らない電話番号からの着信には注意し、無視することが重要です。
スリランカに限らず、重要な連絡であれば相手は再度連絡を試みるでしょう。
また、「国際電話を利用しない」という設定が可能な携帯会社を利用することで、不要な国際電話からさらに保護されるため、より安全になります。このような設定を行うことで、思わぬ通話料を防ぐことができます。